盲導犬のパピィの成長記のビデオみていて不快なシーンがでてきました。
先日の記事でも書いたような行き過ぎたセラピー犬の余興など、何を不快と感じるかは個々の感性や倫理観によると思いますが、多少無理をさせることは犬だから許されるという感覚があるのかなぁと思います。
問題のビデオでは、盲導犬パピィの成長期に関係ないパピィーウォーカーが飼っているペットの犬がラリーの練習をしているシーンがでてきました。
なかなか指示に従わない犬。
びっくりしたことに、飼い主が「彼女は頑固です。」といって前足をつかんで伏せをさせます。
それでも抵抗しているので、上から押し付けます。
明らかに嫌がっているように見えます。
かなりのストレスになったみたい。
ラリーのトライアルのルールでは、体に触って行動させてはいけないし、犬がやる気をみせていることとなっています。なので、トレーニングでも触らないものだと思っていました。
理解に苦しむのは、これが批判の的になるってことをわかっていないことです。人間の無理を犬に受け入れさすというカルチャー何とかしてほしい。怪我しなければよいというものでもないと思います。
ビデオに関するネガティブなコメントは消しているみたいで、脈絡もなく、飼い主のコメントがありました:
「彼女には、盲導犬のパピィがもっているほどオビに情熱がないの。こんなことしてないでボールで遊ぼうっていう顔している」
ボールで遊んであげてください。
日常のしつけで多少行き過ぎがあるのはまだわかりますが、ドッグスポーツを楽しむうえで一番大切なのは、犬の意思を尊重することだと思います。
生きるのに必要なことをやっているわけでもないので、ドッグスポーツそのものに否定的な人たちもいます。ドッグスポーツは、犬の積極的な意思がみえてこそ楽しいし、ハンドラーである飼い主もドッグスポーツを通して、犬の自主性を育て、愛でることを学ぶことが、ドッグスポーツを正当化する理由であるように思います。
失敗、拒否ができる環境でトレーニングすることが大切だと思います。
ひどいね。私に向かって、頭押さえつけて数学の勉強しろ、って言ってるようなものです。
返信削除やりたいことと選ぶ犬を間違っても、とにかく強行。褒めてあげられることを教えればいいのに...
知っているはずのことやらないと、反抗しているとか、わがままになるとかっておもうちゃうんでしょうね。
返信削除DVおやじです。