ちょっと前から、ココ地方で有名なシェルターでボランティアをはじめました。
はじめは雑用や犬舎のガラスごしにトリーツあげたりするところから始めてやっと一人で犬を出して遊び場で遊んだり、トレーニングしたりできるようになりました。
犬舎のガラスごしにトリーツあげるのは、犬を吠えさせないようにして、里親希望で施設を訪れている人への心象をよくしようという目的があるのだと思います。よいアイディアかなぁとおもったんですが建物が新しくなって、犬舎もアップグレードして、犬があまり吠えなくなったので、あまり意味がないんじゃないかという声もあり、結局ほかの雑用も忙しかったのであまりする機会はありませんでした。
扱う犬も、初心者のボランティアでもOKな犬ばかりなので怖いことはないのですが、他の犬にすごく過敏になっている犬が多いし、環境がどんなに良くてもシェルターでのストレスって相当なものだと思いました。
クレートより広いスペースに、ベットやおもちゃも与えられて、おやつのKong、散歩+トレーニング一日2-3回、グルーミングや歯の治療も受けられるしって普通のペットの犬よりよい生活だとおもっちゃいました。
きっとここでの生活よりずっと悪い環境で生活していたとおもうけど、決してシェルターでの生活は楽しんでいないと思います。
遊び場についたら、おもちゃで遊ぶかチェックして、ダメならトレーニング中心にしています。
でも、食べ物も食べられない状態でも、ナデナデが欲しいっていう犬もいて泣けてきました。
こういう状態でも遊べる犬は、よい飼い主に当たればどんどんよい犬になっていくでしょう。
ここはノンキルで、環境が良いので連れて帰るのはおもいとどまれますが、ふれあうと情はわいちゃいますね。
立ち話でちょっと聞いた話なんですが、元の飼い主がシェルターにきて再アダプトしたってどういうこと?って思いました。それって、シェルターでケアされて奇麗になったから迎えに来たのかしら。犬はすごく喜んでいたそうです。
クリスマス前で保護犬を迎えたい気分な人が多いので、一度遊んだ犬たちに会えないのが寂しいけど、いいことですね。毎週会う犬たちもいい子たちなので、はやくよいおうちをみつけてほしいです。
ココが喜んで迎えてくれる家があることに改めて感謝しています。