今年は自分にとって辛い年でした。
自分だけが辛い年ではなかったので、その辛さがちょっと分散されたけど、ストレスなことが慢性的に続いていました。
その中でも、ココの健康への心配がすごかった。
今年三月の脱臼の事故は、悲鳴やヴィジュアルもショッキングだったのでその時感じたショックがしばらく残ったと思います。今思い返しても、自分で治したって信じられない。
その後、リンパ節のそばにしこりのようなものをみつけました。
その時は、動物病院もコロナの制限があったし、脂肪腫だと楽観的に考えて、様子みすることにしました。
その間に、シニアでも入れるペット用の健康保険へ申し込みをしたけど、新しい契約を受け付けていないということで入れませんでした。
もともと延命治療とかしないと決めていたので、保険には入っていませんでした。でも、必要な治療費を払う財力にも自信が持てなくなってきたのでそれも心配の種に。
ロックダウンも終わって、散歩の質もあげて、室内でも活発なアクティビティをするようになって、ココも活気を取り戻して、見た目もしまった感じで元気いっぱいだったので、しこりのこともしばらく気にならなくなっていました。
そして、日本から悲報があっていらい、動悸が出るようになって、またココのことが心配に。
ココのしこりのことをおっさんに話したら、その心配が倍増。
近所の動物病院は予約がびっしりで、教授が担当の日に予約を入れたら、1カ月後に。
別のオフィスなら担当が誰だかわからないけど、2週間待ちなのでそっちにすることにしました。
その時は、緊急病院にいく必要ないと思ったので2週間待つことにしたけど、その間の私の心配が半端なかった。
Lipoma (脂肪腫)とLymphoma(リンパ腫)の発音の違いを確認したり。(発音似すぎ・・・)
腫瘍によいといわれるものを調べて、与えてみたりとかもしました。
元気でしまってきたとおもっていた見た目も、ガンで痩せてきたように見え始めたので、ちょっと太らせたりもしました。
英語のサイトをみると脂肪腫は獣医だと触診できると書いてあったけど、日本のサイトだとバイオプシーとなっていたので、素人が勝手に脂肪腫だと楽観していていたことを後悔。
他にも気になる箇所を見つけてどんどん悲観的になってしまいました。
あと三日で予約の日というときに、暗闇で猫のような動物をすごい勢いで追いかけてしまいました。次の日の朝、顔に痙攣のようなものがでました。それはすぐに収まったけど、その次の日、キュウリを食べたあとまた同じ痙攣が顔にでました。
病院の中に入れるかわからなかったので、前日の夜に下手な絵付きのメモを書きました。
痙攣がしこりと関係あるかもと思うと心配もマックスに。
そして、予約当日の朝、ココの顔が大変なことに・・・。
[私も他の飼い主さんたちの写真やビデオを参考にさせてもらったので、ココの写真もシェアすることにしました。病気、ケガの写真が苦手な方はご注意ください。]
前日はちょっと腫れているかも?と思った腫れが、明らかに腫れがわかるサイズになっていました。
ココに「ゴメンね」と謝りました。
昨日書いたメモもアップデートしました。
病院へ行く途中でトイレ散歩。なんでもない散歩風景も貴重に感じたので思わず写真を撮ってしまいました。
病院につくとラッキーなことに教授が担当でした。
レントゲン、バイオプシー、血液検査になるかなぁ。そうなると鎮静剤が必要になるかもと覚悟していました。
顔の腫れは、触診と目の状態を念入りにチェックして、外傷の可能性が高いので注射うって一日様子みましょうということになりました。
デンタルの可能性を聞いたら、ココの年齢を考えて、可能性の低いことまでなんだかんだと一度に検査するのもよくないから、それでも治りが悪いようなら、鎮静剤使って、もっと踏み込んだ診察すると説明を受けました。
万が一、原因がデンタルだったとしても、それは誤診じゃなくって、とても珍しいケースということなんだと思います。
しこりのほうも触診で「Lxxxx」と言われて、私が綴りを考えているのがわかったのか、「脂肪ね。とらないでそのままにしていてよい」とのことでした。これで、顔の腫れとの関連性も薄くなったので一安心。
そして、これで終わりってことになって、拍子抜けしてしまったけど、血液検査だけお願いしました。
血液検査も緊急ではないので外に発注するので半額で済むって、教授、いかに飼い主の出費をセーブするかに情熱もっているみたい。もともとアカデミックからの人で、飼い主の心配につけこむのは嫌いな人なんじゃないかなぁと想像しています。地方の動物病院なのでこんなかんじのほうがいいんじゃないかなぁと思います。[といっても、病院はフルサービスの手術もできるところです。]
顔の腫れは注射が効いてきたみたいで、腫れがひいてきました。
あとは血液検査の結果待ちだけど、病院からもどって、しばらく爆睡しました。
今のところセカンドオピニオンはいらないかなぁと考えています。Lipomaでも、Lymphomaでも出来ることや毎日の生活も同じだと思うので、ココの年齢を考えるとこの先ガンと知らないで暮らしてもよいと飼い主のわがままもあります。(今はとても元気ですが、必要がでれば緩和ケアはするつもりです。)教授が飼い主が聞きたいことを言ってくれたので充分だと思います。それで、血液検査もすすめなかったのかもしれないのに、私が頼んじゃったのでまた不安を残してしまいました。
これからは、今まで以上に、楽しい毎日の繰り返しを感謝したいと思います。