2016/08/31

しつけだと違法じゃない

犬教室でのトレーニングの行き過ぎを指摘するビデオが公開されていました。

Eカラーを使用したトレーニングで、犬は何をしてよいかわらないのか、正解が出せなくって、動くたびに電気ショックをかけられていました。

画像を解説していた人の説明によると、下手なトレーニングとはいえ、犬のトレーニングなので動物虐待の扱いにならないので、警察も手が出せないとか。

Eカラーを最強にして悲鳴をあげさせげさせ逃げた犬を見つけようとしたトレーナーと同じ系列の教室です。

この犬教室、トレーナーへの教育が悪いうえに、トレーナーも体罰になれてしまって、自分たちで正しいことが出来ない環境になっているのかもしれません。

アメリカでは、犬のトレーナーに免許があるわけでもなく(トレーナーの協会からの認証資格みたいなのはあります。)、法的な規制もないので、誰でも犬のトレーナーになれます。

なので、トレーニングとして暴力的な方法が許される環境を作りやすくしています。

驚いたことに、犬のマズルにテープを巻き付けるのも違法じゃないとか。(マネしないでくださいね。)

マズルをテープでグルグル巻きにされた犬が保護されることが時々あるので、どうしてこんなに多いんだろうとおもっていたら、知られたテクニックのようです。

The Huffington Postにも、マズルテープ、水攻め(犬がほった穴に水をいれて犬をおぼれさせる。常識で考えれば窒息死する可能性があることは容易にわかるはず。)、ヘリコプターなど、5つのテクニックを違法にすべきという記事を掲載していました。

アメリカでは、強制トレーニングと陽性トレーニングのトレーナーの対立がすごく激しいですが、こういう度を越したテクニックがいまだにあるからなのかもとおもいました。

マズルにテープが巻きつけられた状態で保護されたCaitlynのDog's Best Day:
(閲覧注意:保護された時の画像がショッキングですが、傷は残りましたが元気になったのでご心配なく。)

Dog's Best Day - Caitlyn

人から酷い扱いをうけても、人を大好きでいてくれてありがとう!

2016/08/30

サルのこぶし

紐好きなジェイクのために、サルのこぶしのおもちゃを作ってあげようとおもっていたところ、お店で3ドルちょっとでみかけたので、買いました。


ロープの端が隠れているものを探していたんです。

youtubeでサルのこぶしの編み方をいくつかみたんですが、難しそうでした。

中国の工場だと、これ1つ作るのに1分ぐらいだったりするのかなぁ。

作っているところ見てみたいです。

この手のおもちゃに興味がないココですが、ジェイクが好きなものを使って挑発します。


すでに、ロープの端が出てきてるし・・・


小さいテープで軽くとめているだけだったみたいで、すぐにほどけてきました。


こぶしの部分はまだ固いのでまだ使えるかなぁ。

ココのエキサイトぶりが意外でした。ジェイクとの引っ張りっこが楽しくなってきたようです。私とも引っ張りっこしてくれないかなぁ。

2016/08/28

大捜査

自由を愛する犬、ジェイクがまたまた失踪してしまいました。


もともと迷い犬なので気をつけなければいけないんですが、おっさんは犬にリードするのが嫌いなタイプで、ジェイクもリードで拘束されるのが嫌いな犬なので、可哀想におもうのか、リードしていると用をたさないとか理由付けて、家の周り(敷地内)ではジェイクをオフリードにしています。

おっさんが子供のころはこんな感じ↓で犬と一緒に暮らしていたので、感覚がちょっとずれています。

イメージ

顔見知りの人と立ち話をしていて、気づいた時にはジェイクの姿がなかったそうです。

いなくなったと気づいてからはパニックで、車からボートを乗せたトレーラーをはずして(トレーラーを取り外すスピードの新記録ってぐらいの早さだったとか。苦笑)、散歩コースを中心に近所を3回ほど捜索。

隣の犬がいる家でも見かけてないといわれ、泣きながら車を運転して探したそうです。

車にひかれてないか、誰かにつれていかれたんじゃないか、私になんと説明しようと、トラウマだから、その時のことは思い出したくないと。

ジープに乗った男性にビーチまで連れて行ってもらって、探しても姿なし。

ビーチ沿いのキャンプ場のレンジャーも巻き込んで、探したけど見つからず。

パニックのまま、家に戻ったら、ゴメンナサイの顔をしたジェイクが庭に立っていたそうです。

その時は、おっさんも怒らないで、再開を喜んだそうです。

ジェイクからは、水のような便が噴き出し、徘徊中何を食べたかすごく心配ですが戻ってきてくれてうれしい。

数日後、プラスチック袋みたいなものも出てきました・・・お菓子を袋ごとたべちゃったのかなぁ。

自分から家に戻ってきたことは、評価するとおっさんから1ポイントもらったジェイクです。

冒険して、うちが一番っておもってくれたかなぁ。

2016/08/22

決闘だ!

無関心をよそおっていたココですが、ジェイクと一緒の時間が増えてイライラがたまってきたようです。

遊びにみせた決闘・・・


おっさんに写真を見せたら、これはよくないんじゃないかと言ってました。


興奮しすぎで、理想的な遊びではないと思いますが、ここまで興奮しても本気にならないところは評価してあげてもいいじゃないかなぁ。

ひと暴れして爽快なジェイク。


ココも逃げてないし、大丈夫かなぁ?


おっさんが、シャンプーの日と決めていたので、水際で遊ばせました。


瞬間移動の機会を狙うジェイク。


もう決闘のことは忘れている。

2016/08/19

考えが変わったこと

過剰反応や怖がりの犬の行動矯正に定評のあるBAT(日本語訳のハンドアウトもあります)の考案者のグリシャ・スチュアートさんが、「考えが変わったこと」というシリーズでビデオブログをはじめました。

個人的なことや犬に関することなど、パーソナルな視点からのものです。

小型犬を犬だと思っていなかった。
ヘッドホルターについて。
何をトレーニングするか。
クレートの使用について。
シーザー・ミランについて。
などなど

グリシャさんは、シアトルの犬教室のビジネスを売って、急にアラスカに引っ越してしまったので、何か大きなことがあったのかなぁと想像していましたが、その理由がわかったビデオもありました。

一般の飼い主で、自分の犬にベストなことをしたいと意欲的だと、グリシャさんのように影響力がある人が考えを変えたと言い出すと、何を信じてよいかわからなくなり困惑し、反感を抱く人も出てくると思います。

それで、自分への支持を失う可能性があっても、グリシャさんは考えを変えることを恐れない、それを認めることで、自分を成長させることをのぞんでいるのかなぁと思います。

考えが違うこと、考えを変えることが裏切りではないということを主張することで慰めをえているのかなぁとも思いました。

私が、犬関係で考えがかわったことというと、首輪からハーネスにしたことだと思います。

ハーネスのほうがいいんだろうなぁと考え始めた後でも、ハーネスって補助付き自転車のようなイメージでかっこ悪いとなかなか変われないでいました。

そんな時、ヨーロッパのトレーナーの引っ張り癖改善のHow-toビデオで、トレーニングモードの歩行とまったり散歩の使い分けや各種犬具について説明されているものをみました。

首輪をした状態からでも練習が始められると、変化を受け入れやすくしてくれたと思います。

日本の犬の専門家の犬ブログで、主張は間違っていないのかもしれないけど、他の方法や考えを完全否定して、人の心を閉ざさせているのではないかと感じるものがいくつかあります。

保護団体も、自分たちと同じ考えじゃないと犬を譲らないとか。(大切なことだと思いますが、行き過ぎもあるかと思います。)

犬の世界、これからもいろんな意識改革が必要だとおもうので、もっと内的変化を促すアプローチが出来たらいいのにと思います。

私も年を重ねるにつれ、変われる自分でいたいなぁと思います。

2016/08/18

それぞれの散歩

ちょうど時間が空いた時、散歩に行きたくなるようなお天気だったので、ココを連れてロングの散歩へ。

ビーチで乗馬をしている人もいましたが距離があったので、ココもオフリードでビーチを散策。


ストレッチをするように走ったり、砂風呂に入ったり、犬のバケーションのようでした。


やっぱり、オフリードで自由にしてあげられるのは、気持ちがいい。

一方、ジェイクはというと、それぞれの散歩の質をあげるため、ココとジェイク別々に散歩をしています。

ジェイクもオフリードにできないわけじゃありませんが、点になるぐらいの距離に瞬間移動してしまうので、おっさんがいないときはロングリードです。


小さい虫を見つけて、狩りモードに。


食べられるか吟味中?


念入りに匂いとり。


何しらべてるのかなぁ?

10メートルほどあるとはいえ、リードで拘束されていることには変わりはないとロングリードでもおとなしくなってしまうジェイクですが、それなりにビーチ探索を楽しんだと思います。

帰り道で、今ジェイクのブームのブラックベリー狩り。


クンクンして、熟したのを選んで食べています。トゲも痛くないのかなぁ。

久々の興奮スイッチが急にオンになってしまいましたが、ココがいなかったからか、すぐに我に返っていたので、すこしは成長したかなぁ。でも、まだまだ2頭引き散歩は無理そう。

ココはずっとソロ散歩を希望してそうだけど。

2016/08/15

早食い

うちへ来た頃は、食べ物を吟味しながらゆっくりめに食べていたジェイクですが、与えられる食べ物になれたのか、育ち盛りの男の子らしくガツガツと食べるようになりました。

ココも早食いのほうですが、カミカミするおやつはゆっくりです。

ジェイクは食べ終わったのに、まだ半分以上残っています。


ココの歯が弱ってきたのかなぁとちょっと心配ですが、頭の大きさが倍ほど違うのでジェイクのほうが顎の力が強いのだと思います。

自分も食べたこと忘れていなかったらいいんですが・・・


ココのこと邪魔しないで、ちゃんと待てたね~。

ジェイクは、嫌がられているとかソーシャルキューには鈍いんですが、大きなルールは守ります。

それでも、落ち着かないココはウッドデッキに移動してましたけど。

安心してもっとカミカミを長時間させてあげられる方法ないかなぁ。

2016/08/08

休憩

久々のみんな揃ってのビーチ散歩で、ココもジェイクも興奮気味。

座るのにちょうどよい流木があったので、そこで一息入れることにしました。

ビーチでは遊んでばかりで、落ち着く時間を作っていなかったのでよい練習です。

さすがココはすぐにオスワリになりました。


そして、しばらく動かないなぁと判断して、フセに。


その間、ジェイクはチョロチョロなかなか落ち着けないでいましたが、やっとオスワリに。

と、おもったら・・・


ジェイクのあそこが赤くなってました。

この日はよっぽど興奮することがあったんでしょうねぇ。

この後、ココにちょっかいかけて怒られていました。

やっぱりまだまだ若さがいっぱいで、休憩より遊びたいのかも。

2016/08/06

湿地

新しい遊び場所です。

ビーチへの道がメンテナンスされていない湿地で、泥んこになるのでおっさんが一度ココとジェイクを連れて行ったきりになっていました。

犬にとっては楽しい場所のようで、ココもジェイクも着くなりハイテンションでした。

ジェイクは、群れとちょっと離れても追いつけるという自信があるみたいで、寄り道をよくします。

寄り道してて出遅れたジェイク、おっさんの後を追います。


おっさんが急に脇道へ入ってしまったので、ココも急いで戻ってきました。


クンクン、探索。


ビーチへの道は見つからず、湿地になってきたので、引きかえすことに。

いつも全力投球のジェイク。


動物追っているわけでもないんですが、顔が真剣すぎます。


ココは、いつも振り返って私の位置を確認してくれます。


今日は、ジェイクの逃亡なしで楽しめたので良かった~。

2016/08/05

車内待機

ジェイクは迷い犬で、他のシェルターから転送されてきたばっかりだったので、里親募集に出された時に問題行動など情報がありませんでした。

トイレも含め、何もできないと思ってくれって感じでした。

そして、シェルターからでてすぐに分離不安の傾向があることが分かりました。

初めは、子供がいる楽しい家庭のほうがジェイクにあっているかなあぁとおもいましたが、他にも忍耐を強いられることも多いので、また、シェルター行きになっていたかもと思うと留守番がほとんどないうちでもよかったかなぁと思えるようになりました。

いつも一緒が好きなジェイク、私が車に残っても、おっさんと離れるのが苦手です。

[ジェイクは助手席で、私が後部席に座っています・・・イロイロ試して、これで落ち着きました。]


つらい・・・


場所を変えても、おっさんが消えた方向にロックオン。


他に怖いものほとんどないのに。

離れるのが不安というより、「俺も狩りに行きたい」って駄々をこねているのかも。

夏休み、お父さんと釣りに行きたかったのに、家に置いて行かれた子供みたい。

2016/08/03

Nandoさん、TVデビュー

1年ほど前、新しい犬番組の人材として目を付けていたNandoさん、英国チャンネル4「Rescue Dog to Super Dog」という番組でTVデビューされたようです。

保護犬と介助犬が必要な人、6組が3か月間、共にトレーニングに取り組む姿を追うリアリティ番組。

Nandoさんは、元海軍のオフィサーでケイジファイトのチャンピオン、力を使わない犬のトレーニングを啓蒙しているセクシーなキャラクターのトレーナーなので、TV向けの人だと思います。


ヴィクトリアの番組もなくなって、トレーニング系の犬番組が減ってきた時なので、新しい番組が楽しみです。

他の犬番組はというと、ニュージーランドの有名動物トレーナーのMark Vetteさんがホストをつとめる「Purina Pound Pups to Dog Stars」も面白そうです。スペシャルで保護犬に車や飛行機の操縦を教えるという番組もあります。アニマルプラネット、彼の番組、輸入すればいいのにと思いますが、アメリカ以外でレベルの高いトレーニングをやっていることをみせるのが嫌なんだろうなぁ。

アメリカのTV番組はというと、ちょっとカッコいいお兄さんがホストで保護犬をトレーニングして、適性のある家庭にアダプトするLucky Dogという番組があります。

Lucky Dog

でも、スパイスが足らないというか、番組として物足りさなを感じます。どうしてだろう?プロダクションの質がスムーズすぎるのかなぁ。だから、やっぱり趣向性の高いシーザーの番組に人気が出てしまうのかも・・・

アニマルプラネットとジオワイルドには、犬番組をもっと充実させてほしいです。

週末、再放送ばっかりってどうよ!

と、ケーブルへの愚痴になってしまいました。

2016/08/01

相性のよい犬種

Dogtimeの犬種相性テストを受けてみました。

結果は:


好きなマリノアが入ってました!

マリノアとうまく一緒に暮らせるようなライフスタイルじゃないんだけど、憧れます。

ビックリしたのが、カナーン・ドッグ。

アニマルプラネットの似たようなテストで、カナーン・ドッグという結果がでて、この犬種を知りました。もうこうなったら、一度は飼ってみたいかも。

最近は、テリアみたいな元気な犬にひかれているんですが、ハーディン系が合っているようなので、ココとの相性も良かったんだねぇ~。