2020/10/28

育犬ストレス?

育犬ストレスがマックスになっている飼い主がいました。

飼う前にリサーチもしたし、失敗しないための努力もした、でも、一生犬をメンテしないといけないことに絶望感を感じたみたいです。

年齢的に一番大変な時(シェルターに捨てられやすい年齢でもあります。)なので、これから落ち着いてくるかもしれないけど、しつけがすんだからと何もしないで落ち着いてくれるタイプの犬種でもないので一生「手間」が必要だと思います。

(ペットとして最近とても人気のある犬種だけど、ハイパーでびっくりするタイプの犬種です。もとになった犬種を考えればハイパーなのも想定内。)

コロナ禍でペットブームと飼育放棄が同時に起きているというニュースも読みました。世話が想像以上に大変だと。買ったばっかりのペットが「悪魔にみえる」ってかなり精神的にも追い込まれている人もいるようでした。

ペットショップですすめられた飼い方に無理があって、その通りにしているとペットもストレスが溜まって、育てるのが大変になるじゃないかとか想像してしまいました。

そんな中、うちのワンコも大変だったんです。


寝つきはよい

最近調子よかったので散歩やおもちゃでの遊びを増やしたりで、すぐにキャパオーバーになってしまったんだと思います。

想像だけど、ジェイクは、仔犬のころすごく構われて過度な刺激にさらされて育ったんだと思います。それで大きくなって疎まれて、外でつないでかわれていたのかなぁと。

フラストレーション耐性が低く、感情のコントロールが難しいタイプです。

注射の時の反応をみて、獣医師が「痛みの耐性が低いのね。こんな反応初めてみた。」っていっていたので、なんでも反応が大袈裟です。

夜も落ち着かないでいたので、おっさんに話してみると「どこか痛みがあるのかなぁ」と軽く話を流していました。その後おっさんとリビングにいて、急に静かになったジェイク。

次の日も静か、その次の日も静か・・・。

おっさんに何かしたのか聞いてみると、「来たところに戻すって言っただけ」だと。

怒鳴っている声は聞こえなかったし、言った言葉が理解できたとも思えないけど、おっさんは「ジェイクは賢いっていっただろ、言ったことがわかったんだ。」と言い張る。(言葉がわかる相手にそんなこというのもどうかと思うけど…。)

ジェイクに見えるところに置いてあったおもちゃを隠したので、その影響かなぁ?

今は、落ち込んでいるというより、リラックスして落ち着いた感じで静かなので大丈夫かなぁ。

でも、ジェイクが静かだと病気が心配になります。

世話が大変だと感じていなくっても、犬の健康を心配したりとか育犬ストレスはついて回るものなのかもしれません。

そでも犬と暮らしたいって犬って人にとってとても魅力的な存在ですね。

2020/10/11

一緒に狩りへ行こう

Hunting Together!というドイツのトレーナーの本を買いました。



もうこの手のものは買わないと決めていたけど、情報収集依存なので、プロモートされているのみると買っちゃう・・・。

ヨーロッパ人の先生の呼び戻しのクラスをとったことがあったので、犬とする遊びとか共通するものが多かったです。

どっちがマネしたとかじゃなくって、きっとスタンダートとして使われている物なのかなぁと思います。

ドイツ人ってすごく散歩が好きなんだそうです。普通の散歩好きのレベルを超えているそうです。だから、犬をオフリードで散歩させるという需要が高い土地柄みたいです。

それでいて、ヨーロッパの中でも野生動物が多い。

そんな中、eカラー(電気カラー)の使用を禁止したので、トレーナーたちがこぞって知恵を絞ったそうです。

動物愛護の観点から、野生動物(リスを含めて)に不必要なストレスをかけてはいけないというのもあるので、狩らなきゃよいというよりも目標が上。

さすがドイツ、すごいチャレンジャーですね・・・。

Simoneさんの方法も、そういう背景からでてきたものです。

主な内容は、人が安全を確保して犬に狩り行動をさせる方法が細かく説明されていました。

疑似狩猟で狩猟パターンを完結させるというのは、今まで必要なのか疑問におもっていたので、そのことについて実践的な内容が説明されていたので良かったです。

テクニックは良く使われている方法だけど、説明がユニークだと思いました。

でも、説明は受け入れやすいけど、本当にホルモンとか出るのかには疑問がのこりますが、やってマイナスになるような内容ではなかったので取り入れることにしました。

本をサッとよんで途中で読むのやめた時に、「XXはさせないでください」っていうのをさせてしまっていました・・・。(汗)

すでに狩猟本能が出てしまっている犬には良いかなぁと思いました。でも、テクニックが難しいとおもいました。

狩猟行動をほとんどしない犬にはわざわざささせないほうがよいのかっていうところも説明してほしかったです。

犬の散歩の観察にドイツ行ってみたいなぁ~。

2020/10/04

ココの新しい呼び戻しの合図

ココは、うちに来た時から、オスワリと呼び戻しはそこそこ出来ていたので、呼び戻しの合図は「カム」をそのまま使っていました。(実際ほとんど使ってませんが。)

Kathy Sdaoさんのキュー(合図)についてのウェビナーをとった後、出来るだけ100%に近い陽の強化歴のある呼び戻しの合図を築きたいと思うようになりました。

そして、元飼い主との強化歴がない言葉にすることにしました。

ジェイクの呼び戻しの合図に勝手に反応していたので、ジェイクの呼び戻しの合図「ICI」を借りることにしました。

フランス語のHereの意味で、怒鳴り声で発音するのが難しいので使っているという人もいました。

後ろから「ICI」と呼んでみました。


ココが走っていたので、案外大きな声出している自分・・・。

ココは、止まった時にちょっとためらってましたね。でも、嬉しそうに走ってきたので良かった。(本当は、ためらいや迷いが入っちゃいけないから良くないけど。)


でも、いろいろ考えることあって、後ろから呼ぶのをしばらくやめました。


ココが合図を求める行動をしたときに呼ぶことにしました。


こちらのほうが私の呼び方もソフト。

呼ばれたい、呼ばれてうれしいという感情が含まれた合図で、ココと私の歴史が反映されるような合図になるよう頑張りたいと思います。

2020/10/01

エモーショナル・サポート・人間?

 人の精神的な苦痛を支える犬で、エモーショナル・サポート・ドッグというのがあります。

細かく分類すると、サービス犬ではないので公共の場へアクセスする権利はありませんが、ペットがNGのアパートでペットがいると落ち着くという理由で特別な費用なしでペットと一緒に暮らせます。(主治医の手紙が必要なこともあります。)

まぁ、ペットに癒されるというのはあるので、気持ち的には、ペットはみなエモーショナル・サポート・アニマルなのかなぁとも思います。

ジェイクは、仔犬のころの環境が悪かったのか、パニックになりやすいところがあります。

朝あまり時間かけられないので、トイレと食事だけでほっておくと、すごく愚図って大変へんです。普通ならシェルター送りにされるかもというぐらい忍耐力が試されます。

手間だけど、朝食をつかってリラクゼーションの練習をすると、午前中は穏やかに過ごせます。

おっさんは、俺が注意したらすぐに黙ると自慢しているけど、脳がパニックになっているんだから、蓋をして抑えるより、落ち着かせることのがほうが大切だと思います。

噛むおもちゃをストレスボールのように使うことも覚えてくれました。


山火事の影響で外の空気が良くないので散歩を控えていたからか、また愚図りだしたので、Tタッチしたりして、落ち着かせました。

ココはトリーツありなのか興味深々です。

フッと、私ってエモーショナル・サポート・人間かと思ってしまいました。苦笑

おっさんにはしないだろうから、犬限定ですね。