2021/07/28

ポシティブトレーニングも感動する

犬のTV番組などで、ビフォーアフターが派手な体罰を使うトレーナーが登場するたびに、ポシティブトレーニングのトレーナーたちが、自分たちのやっていことは時間もかかって地味だけど、正しいみたいな主張をしているのをよく見かけます。

でも、本当にそうなんでしょうか?

私は、効果的なトレーニングをしていれば、変化はすぐにでるし、築ける犬との関係も素晴らしく、みているひとにも感動を与えるものになると思っています。


マスタング(アメリカの野生化した馬)の訓練性や保護されたマスタングの里親が必要とされていることをプロモートするためのパフォーマンスが感動的です。

UnwantedというUの印がついた馬をMaddyさんが保護して126日後のものです。

手綱なしです。(spursは使っていますが、強く蹴ったりしていないので細かい指示を出すものとして使われているのだと思います。)

首につけられたUマークをみてさらに涙が・・・。

おとぎ話って実現するんだなぁ~。

40,000匹のマスタングが里親を待っているそうです。(2019年、このビデオの概要欄より)

[Uの印は、譲渡会で里親が見つからなかったら、一筆づつ印がつけられて、3回譲渡会にでてダメだったら、Uの字が完成してUnwantedになって、保護地での特権がなくなるので、どこにでも売り飛ばされる対象になるそうです。]



マスタングは保護しても殺処分にしなければいけない状態だったんですが、国民の希望で殺処分は避けたいので、政府が援助金をだして、譲渡しているそうです。

援助金で、マスタングの経験のあるトレーナーを雇うということみたいだけど、ほぼ誰でも里親になれるそうです。もしかしたら、レスキューから犬を譲渡してもらうより簡単かも?

それを懸念する声もあるけど、機会があればいつかマスタングの里親になってみたいなぁ。

2021/07/21

バランスしてないかも?

 久々の犬ごはんのメモです。


手作り犬ごはんを始めるつもりだったのに、ドッグフードについて学んでいることのほうが多くなってきました。(汗)

これって常識なのかどうかわからないけど、ドッグフードの量を減らすと、栄養基準がみたせなくなる可能性があるって最近知って、すごく驚いています。

カリカリは、一粒当たりのカロリーも栄養の量も固定されているから、カロリーを減らすためにカリカリの量を減らせば、栄養素も比例して減るのは当たり前と言ったら当たり前だけど、深く考えたことありませんでした。

運動量が普通より多い犬を基準にして計算されているので、運動量が少ないとか減量中とかで、カロリーを減らすときは注意が必要なんだそうです。

大型犬用と小型犬用を分けている会社もありますが、サイズを食べやすくしているだけかなぁと思っていたけど、成犬すべて用のフードより、犬の体重にあわせた計算でつくれているみたいですね。


うちの場合、食事の量はガイドラインの低い方を使っています。増やすと太るし、カロリー的には少なすぎるってこともないと思います。

でも、使っているフード、2社とも、少なめの量だとカリウムの基準がみたせなくなっていました。

ココの血液検査、低カリウムぎみだったんです。(涙)

獣医は問題なしってことで特に何もしてなかったんだけど、これが原因?

カリウム不足だと、食欲不振とか起こるって、それは大丈夫だけど、時々、緊張した時に足がブルブルしていたのは関係あるかも。心臓にも影響あるみたいなので心配・・・。

ナトリウムは標準だったので、Na/Kの比率も標準をちょっと出ていました。(これも先生はハイノーマルとのこと。)


これは、ドッグフードだからというわけではなく、過度なダイエットや低カロリー食だと、カリウムの基準を保つのが難しくなる傾向があるそうです。

カリウムの基準値から外れているのはまずいかなぁとおもったので、かぼちゃとキアヌミックスでカリウムを補給することに。


この分、フードを減らすと他の栄養素も下がってしまう。食べる量増えると太るかも。

もう、早く手作りにしろよってことですね・・・。

2021/07/18

LIMAって何?

前回の記事で暴力的な訓練の是非について、世界的にみてどうなんだろうかと考えてみました。


まず、ヨーロッパの国々は動物の権利や福祉が法律で高く守られていることもあって、動物に痛みを与える嫌悪刺激犬具は使用できないとなっている国が多いようです。

フィンランドとか、自宅でクレート使うのもNGだったりします。

クレートの話が出るたびに、クレートは虐待だと主張したりして、よくフィンランドとアメリカの人たちの間で論議しているのをみかけます。

あまり語られていませんが、フィンランドでは犬が反社会的な行動をすればそれが一度でも殺処分の対象になることがあります。

だからこそ、飼い主は自分たちの知識とスキルを磨く努力を欠かないといっていました。

それぞれのコミュニティーで、飼い主がクラスを受講したりしやすいようです。

仔犬の引き渡しのタイミングも、10週間に変更する案もあるそうです。

(10週間以降にした場合、手間いらずの犬になるといわれています。)

去勢・避妊もしないというところは日本に似ていると思います。

よりよい繁殖と飼い主への教育に力をいれて、暴力的な訓練を排除しようというスタンスだと思います。

昔ながらのハンターとかは、蹴ったり、犬を捨てたり、犬の扱いが悪いのはどこもそうなのかなぁと思いますが・・・。トレーナーがお金もらって、ひどい体罰を与えるってことはしないってことかなぁと思います。


アメリカでは、近年、LIMAというコンセプトが広がってきました。

Least Intrusive, Minimally Aversive 

(もっともしめつけが少なく、もっとも苦痛が少ない)

プロのトレーナーやビヘイバリストがトレーニングや行動修正のプランを立てる時、効果が期待できて、もっともネガティブな副作用が少ない方法を選ぶというものです。

嫌悪刺激犬具が存在したままで、暴力的な訓練を排除して、トレーナーのスキルアップを期待するものです。

日本のように、体罰を信じている人が多い場所では、LIMAのモデルのほうが受け入れやすいかもしれません。

問題点は、より優しい方法をちょっと試して効かなかったと体罰を肯定したり、体罰を全面禁止するあまり、できることが行動を規制することになってしまい犬のQOLを下げてしまって、身動きが出来ないぐらいしめつけ度をあげてしまったりと人間の極端な行動を排除するのは難しいところです。

LIMAのコアになる考えは、トレーナーが高いスキルを身につけることだと思うので、常に学び続けることは重要だと思います。サービスを利用する消費者としても、よりよいサービスを受けることを期待すべきということだと思います。

あと、LIMAはCynopraxicトレーニングのSteven R. Lindsayから派生した考えと、Susan FriedmanのHumane Hierarchyを元にしたもので、体罰などの罰の扱いが異なるので、「LIMAに基づいたトレーニング」とうたっているトレーナーでも、具体的に訓練法を聞いたほうが安全だと思います。

どちらも、考えを理解することでトレーニングの質を向上させるツールにはなると思います。

「ボスになれ」系は、苦痛を与えるというほどでなくっても、犬と人の関係性に悪影響になることが多いので、「もっともしめつけが少なく」というところが守れなくなるので、LIMAに基づいてないことが多いと思います。

ポシティブとうたっていても、報酬で釣ったり、無視を多く使ったりしているトレーナーはスキル不足だとおもうので、もしうまくいかなかったとしても、訓練法が使えない理由にならないと思います。

馬のトレーナーのヘンプフリングも、自分の体の動きを理解していない人には馬触らせないといっていたので、飼い主も修行しなきゃと思います。

ダンバー博士のおじいさんの言葉:

「動物に触れることは、徳をつみえられた特権である。人の権利ではない。」


動物に直接触れなくっても、今使っている道具や自分の考えを捨てなくっても、新しいことを学ぶことはできると思います。

2021/07/10

ジグソーパズル型なめるパッド+スローフィーダー

 ジグソーパズル型でつなげてふやせるなめるパッドとスローフィーダーのセットを買いました。

想像していたより小さい(最近よくある)けど、なめるパッドは柔らかい素材で、スローフィーダーは硬い素材でした。


何度か使ってココもジェイクもなめるだけで、イタズラしないので、私が忙しい時にも使えて便利だなぁと思っていました。

でも、おっさんが買い物行ったときにだしたら、ボロボロにされました・・・。ガーン。

やけに静かだなぁと思っていたら、ココにだした方が無残な姿に。ジェイクに出した方は無傷でした。

散らばっていたのを拾った後のものです

それでも、これジェイクだよね?

シニアになったココがいきなりイタズラをはじめたのか?

誤飲していないか確認のためにパズルを完成させました。


誤飲はなかったようです。

ジグソーパズル型なめるパッドが人間用のパズルになりました。

なめるパッドはお揃いが2つはいっていたから、気に入っていたのに。

また買いなおして、もっと大きくできるように部品増やしたいと思います。

2021/07/05

瞳が語る

私がPCに向かっていると、何かを期待した瞳を向けるワンズ。


やっぱり、カメラ向けると表情がちょっと変わる。



こんな写真撮ってどうするの?って感じでしょうか。



今日たまたま犬好きで有名な芸能人のyoutubeビデオをみました。

ご本人も犬がカメラ嫌いだとコメントしているのに、カメラを近づけたり、必要以上に前かがみになって話しかけたりしていました。

その犬に、首咬まれて死んでたかもしれないこともあったそうです。でも、それは自分が嫌なことしたから悪かったという認識で素晴らしいとはおもうけど、もっと早く気づけよって思いました。


今日は、おっさんにヘルパーを頼んで、人間クッキージャーというゲームをジェイクとやりました。

1回目は指示にしたがったけど(おっさんね)、2回目から勝手にジェイクに指示をだすわ、「自分からトリーツあげないように」言ったのに、ジェイクにトリーツあげたりメチャクチャになっちゃったけど、参加してくれたので、文句言わないでおきました。

ジェイクは、スムーズに出来ました。最近、グングン賢くなっているジェイクです。


あと、グレイテスト・ショーマンからのネバーイナフが、犬の寿命のことだと思って聞いていたら必要以上に何度も繰り返して聴いちゃいました。(涙)

男性版:


そして、明日も良い日になりますように。