トリックは教えることはできても、お手入れは苦手なままというのも情けなくなってきたので、ハズバンダリートレーニングに力を入れることにしました。
上野動物園のハズバンダリートレーニングの説明:
第15回 ハズバンダリートレーニング[2]「動物を長期に健康的に、なおかつ動物も人も安全に飼育するためのトレーニング」動物園の野生動物に教えらえることが、人と暮らしている犬に出来ないってことはないだろうと頑張ってみることにしました。
目標は、「やって!やって!」と爪の手入れを受け入れること。
まず、今までの反省と今後の対策。
今までの敗因は、ステップ1が大きすぎる、ちょっとできたら調子にのってついついやりすぎてしまっていた。
非虐待的な家畜施設の設計者として有名なテンプル・グランディンさんの講演で、ハズバンダリートレーニングについて触れているものがありました。
大切なのは教えるプロセスの中で、(恐怖の記憶は残りやすく、消えないので、)一度も怖がらせてはいけないこと。細かい手順を注意深く計画する必要がある。
そして、私が使いやすい道具を使ったほうが良いだろうとおもったので、爪切りではなく、グラインダーを用意しました。
ココも、爪を切るときの圧力が苦手みたいなので、グラインダーの方がいいみたいです。
はじめは前足を握る、爪の先をさわるなどからはじめました。
グラインダーに慣れさせるために、床に置いて、タッチでさわってみるように促したりしました。
グラインダーが音がなるとわかったら警戒してしまいましたが、音は平気なほうなのですぐになれてきました。
練習には、いつも高価値の食べものを使いました。
やっぱり、ココ、フードドライブがすごい。だんだん、やって!の行動がでるようになりました。
ちょっと、グラインダーで爪がゴリゴリできるようになりました。
でも、ゴリゴリできる時間がなかなか伸びません・・・
クリッカーとフードをあげるヘルパーがいると上達がはやくなるように思います。
私も爪のほうに集中しているので、マークするの忘れてしまってます。
グラインダー=ウマウマの時間というのは覚えたようで、積極的にトレーニングに参加しようとはしています。
ジェイクは、握られたり、拘束されるのに慣れてなかったのか、ちょっと抵抗をみせましたが、怖いわけじゃないので、ウマウマ関係とわかるとすぐにフセて「どうぞ」となったので簡単でした。
そんなジェイクをみて、ココも「やって!」ってなったけど、ゴリゴリはまだまだ嫌みたいです。
日本のメーカーの高級爪切りで、バターのように爪が切れると噂の爪切りを検討中です。
ココの爪切り練習はもう少し続きそうです。