2016/10/27

もうダメ犬なんって呼ばせない

ペットの犬がシェルターに持ち込まれる理由にはいろいろありますが、元気すぎて飼いきれないからという理由もあると思います。

もともと使役犬として開発された犬種は、使役犬の血筋ではなくても、ペットとしての生活が向かない犬がたまに出ても驚くべきことではないと思います。

不幸にも、そんな犬たちは、ダメ犬とレッテルをはられ、シェルター行きになってしまいます。

普通の家庭での生活に向かいないので、里親が見つかる可能性も低く、シェルター=殺処分になるでしょう。

The National Disaster Search Dog Foundationという団体では、こんなもらい手のない犬を救助犬として訓練し、消防に寄付する活動をしています。卒業生たちは、海外での災害救助活動でも活躍しています。

ペットとして失格した犬たち、でも、それゆえに救助犬としての素質が備わっていた!

https://youtu.be/oeHvrAc9fMQ

救助犬は、ボールのように動くものを追うのではなく、見えないものを探すので、強いドライブが必要なんだそうです。

おもちゃを草むらなど見えないところに投げて、犬を一回転させても(ほとんどの犬はこれで興味がなくなるらしい)、おもちゃを見つけるまで探しづけるようなタイプが向いているそうです。

人も犬も、天命にそって生きることは、幸福だとおもいます。

6 件のコメント:

  1. その犬の適した暮らし方ってあるんだと思います。
    家庭犬に向いている子もいれば、お仕事に向いている子もいますよね。
    またスポーツに向いている子もいれば、探索などに向いている子もいる。
    エネルギーレベルも違うし・・・・・。

    適材適所ってあると思います。

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  2. やっぱり飼い主とのマッチングって大切だなぁと思います。

    ワーキングドック系の犬もペットに出来るといわれていますが、それが幸せなのかと考えてしまうことがあります。

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  3. これこそが犬本来の生き方ですよね。ちょっと前に日本のペット番組でブルーヒーラーの子犬が「まだ日本には数匹しかない犬種」として紹介されていて、やばい!と思いました。どういう犬かは詳しく紹介されず、いかにも珍しもの好きの自称愛犬家がとびつきそう。すばらしい犬をかわいそうな飼い方しないで〜(と決めつける)。

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  4. 日本じゃ、ブルーヒーラーってまだ珍しんだ。
    少なくともヒーラーってかかと咬む役割の犬だと説明してくれたのかなぁ。
    見た目日本人好みかなぁっておもいますが、それに惑わされちゃだめよね~。

    成長が早いから社会化するウインドウが狭いので、ブリーダーのところでちゃんと育てられていないとダメな犬種らしいです。

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  5. 話は少しずれるのですが、遊び場に来るラブが凄いんです。

    人に飛びかかる、甘噛みする、他犬に凶暴、そして惚れやすい&しつこい。
    常に、グラウンドを一人で吠えながら猛スピードで走っています。

    飼い主さんは、ラブラドールが欲しくて飼ったはずなんでしょうが、
    飼い続けていることが凄いですね。

    やはり、初心者には成犬を勧めるべきですね。

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  6. ラブって、タイプが2つあるって言われてますよね。
    盲導犬のようなイメージで飼ってみると、マーリーだったみたいなぁ。苦笑
    かえって、血統がよいと、テンション高くなりそうな。

    アダプションカウンセラーとかのシステムがちゃんとしているところなら、マッチングの良い成犬の方が楽ですよね。

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