2017/12/06

引っ張りっこ訓練おもちゃ

遊ばない、おもちゃへの興味もゼロのココに、Chuckit!や泳ぎを教えただけでも奇跡だと思いましたが、引っ張りっこはその何倍も難しいです。

一般には、引っ張りっこはやらない犬はやらないと言われていますが、オンラインレッスンのスーザンは、難しいけどがんばってみてっていう考えです。

嫌なことを無理強いするのではなく、これって楽しいのかもって思わせる工夫を考えることが貴重な体験なんじゃないかと思います。そのために、スーザンもあきらめないでがんばってといっているのだと思います。

前期の生徒さんのアドバイスでは、日常のアイテムで犬が気に入ったものをみつけて、それをきっかけにして引っ張りっこするようになった、魚の皮やチキンの首をおもちゃ代わりにしたなどがありました。

評判の良いミルカーも買いました。ジェイクは気に入ったみたい。


でも、問題はどんなにココの大好きなものをもってきたとしても、人には礼儀正しくするのがココのサバイバルの手段なので、競争心をあおるような遊びを人とすることはないと思いました。

引っ張りっこはただの遊びで、人との関係になにも影響しないことを教える必要があることに気づきました。

もう、こうなったらトリーツ使ってでもわかってもらおうと、おもちゃをくわえる、おもちゃをひっぱるという動作はシェイピングして教えました。

もっと引っ張りっこの動作を出すために購入したのがこちら:Tug It Original Toy


中に食べ物をつめて、かむとアミから食べ物が出てくる仕組みです。慣れてきたら、食べ物の代わりに、買い物袋とかつめたり、ピーピーなるものをいれたりとかもできます。かむと食べ物が出てくるので、自動的に引っ張りっこの動作が陽性強化されます。

一回使うとこんなかんじ。


ココの場合、引っ張りっこというより、食べているみたいだったんだけど。

これをタグトイの報酬代わりにして、スムーズな報酬のデリバリーにつかえそうなのでいろいろ使えそうです。

引っ張りっこを教えるプロセスでは、遊びに興味がないのではなく、人と競争する遊びに不安があるからってことを学んだように思います。そして、不安があるならココに大丈夫だよと教えてあげられる存在になりたいなぁと思いました。

2 件のコメント:

  1. Tugは確かにやる犬とやらない犬がいますよね。 ひじきは、ものすごーーーく気が向いたときだけやります。しかもかなり乱暴に。ラテは、TugもやるけどTugがやりたいというよりおもちゃをとって自分一人で遊ぶために引っ張り合うって感じです。 なので一回でも自分のものになったらあとは取られないように逃げ回っています。ってことはTugではないのかな。 あれを教えられるとは思ってませんでした。 好きな犬と好きでない犬に別れるものだと思ってました〜。 仲良くTugできるようになるといいですねー。

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  2. 目標はいつでもどこでもTugが出来るようにすることだそうです。。。Tug出来る犬でも家の外ではしないとかあるからみんなそれぞれのチャレンジがあるみたいです。仕事モードになったら、すぐにハンドラーに集中できるようになる基礎なのかなぁと思います。どんな状況でも頭の切り替えが早くなるので、リアクティブな犬にもよいみたいです。

    ココ、フードトイには興味あるけど食べているみたいです。Tugするようになるかなぁ。ドアにおもちゃつけて引っ張る練習もしてみたんですが、なかなか引っ張る動作が出ないです。

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