ココには、不正解を知らせるNRM (no reword marker/報酬のないマーカー)を使わないトレーニングをしていましたが、時には「違うよ」と教えてあげた方がいいんじゃないかと思うようなっていました。
なんと、NRMの影響を調べるリサーチをしてくれた人がいました!
間違っていると伝えるほうがいい?犬に新しいことを教えるとき
報酬マーカーのみを使ったグループと報酬マーカーとNRMを使ったグループで、新しいトリックの習得の違いを比べたものです。
これで驚いたのは、NRMを使ったグループは、一番簡単なレベル1で脱落しているという点です。
NRMには、悪いイメージのないピアノの音が使われいるのにも関わらず、何度も間違えて、ピアノの音を聞くたびに、ドンドン気分が沈んじゃってトレーニング嫌ってなっちゃったみたいですね。リサーチに参加した犬たちがトラウマになってなければいいんですが・・・
そのほかにも、正しい反応をした割合やトレーニング後の習熟度にも差がみられたようです。
トレーニングで新しいことを教える時の話で、しつけで「ダメ」といってよいかどうかという問題とは別だと思いますが、新しいことを学習するときは、やる気が重要なんだなぁと改めて感じました。
これも、頭のよい犬でNRMからの情報を有効に活かせる犬ならまた違った結果になるかもしれませんね。
NRMではなく、コレクションならどうなるかも興味津々ですが、今の時代にコレクションを使った実験するのが難しいのかも。
算数の苦手な私が小学生の時に、母親から時計の読み方や九九を習った時のことを思い出したわ...毎回同じところで間違ってイラッとされたなあ。犬のトレーニングのようにヨイショして教えてもらえたら算数好きになったかな〜。あとおやつももらえたら最高だったなー!
返信削除トリックのレッスンで、先生がクリッカーのタイミング褒めてくれて、その後、沢山クリックするようになりました。
返信削除後で、あっ、先生に仕込まれたって思いました。笑
やっぱり、先生褒めどころが上手なんだなぁって。
えええ、なんだか難しい。。。私の頭がついていかない。
返信削除間違ったことにクリックしない(褒美を与えない)ことと、間違ったことを知らせることって、違うの??
実験では違う音を使っていたみたいですが、そのドの音が犬は嫌いとか、、違うかー。。
褒美や褒めることがなかったら、犬は既に間違ったと気づいてると思うんですが、、、。
根本的に私の見方、間違ってるのかなー。
無視する状態をよく思っていない人もいるので、無視の状態とすべてのトライにフィードバックをあげたほうが効率がいいのか、しらべたものなのかなぁと思います。
返信削除人がヒントになると思って、「今の違うから、別のことやってみて」余計な情報を与えても、犬からは煙たがられるということなのかなぁ。
トリックの先生に質問したときは、特別な時に、軽い音を使うこともあるって言っていました。犬の方も、違うというフィードバックをうまく活用できるでしょうね。
でも、さすがに何かするたびに「ドー」ってやられたら、怖いです。笑
詳しい解説をありがとうございます!理解できました(^^;)
返信削除確かに、全てにダメ出しをしたら、正解が鈍くなるような気もします。
かといって、違うよって伝えたい時もあったり、、、。
この辺は感覚で決めていくしかないのかなぁと思いました。
YouTubeで人気のエミリー(kikopup)も、昔はNRMは使わないって結構強い立場をとっていたのに、最近のDVDの中では、NRMを使っちゃいけないとはいわないけど、私はNRMが正確に使えるほど腕の良いトレーナーじゃないから使わないのって、ちょっと変わっていました。
返信削除みんな、どれが一番良い方法なんだろうと模索しているんでしょうね。