2016/02/04

警官による犬への発砲死亡事件の和解に262,500ドル

アメリカコロラド州で、警官による犬への発砲死亡事件の和解に262,500ドルが支払わることになりました。この手の事件の賠償として最高額になるそうです。

Colorado city to pay $262,500 for dog killed by officer

キャッチポールで捕まえられて暴れている犬に発砲したビデオが公開され、市民からも警察に対する抗議の声が殺到しましたが、ポリシー違反はナシということで。おとがめなしとなっていました。でも、こういうメンタリティの人が銃もって警察官しているというのが健康的でないと思います。

まぁ、人でも捕まった時に暴れたら撃たれますが、犬のほうが世間は怒る。

この市の法律で、犬は飼い主の所有物で、破損した物の賠償、雑種のこの犬には200ドル程度しか支払うことが出来ないことになっており、それを不服として今後民事裁判を起こさないことを条件に和解。

市への負担も1千万円ちかくになり、今後、公費への負担を防ぐため、警察官へのトレーニングを推し進めるきっかけになるのではないかと期待されています。

ジェイクは、レンジャーや制服来た人が大好きで、いつか撃たれないかちょっと心配しています。

すでにレンジャー(公園内の保安なので銃を携帯しています)には飛びついたし、、、。(汗)ココは吠えまくってたけど、レンジャーは自然が好きなのか、犬にも寛大です。

犬怖かったら警察官にならないでと思います。

AKCでもこの事件にふれ、警察官に対するトレーニングの必要性を強調していました。

カンザスシティで導入されたトレーニングでは、警察官による犬への発砲死亡件数を81%減らすことができた例が紹介されていました。

Colorado city to pay $262,500 for dog killed by officer

犬のしつけに必要なことは、人をトレーニングすることだと改めて思いました。

4 件のコメント:

  1. 暴れたっていっても襲いかかってきたわけじゃないのに、何の正当防衛で5発?犬を捕まえる目的で来たのに何やってんの...

    この辺だと熊が出ても平和に捕獲、犬に追わせて山に返すのにね。北海道だといきなり射殺されるけど。

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  2. 別の事件で、撃つって決めたら死ぬまでって言っているニュースもあったよ。
    死ななかった場合、治療費とかあとで面倒になるからかなぁ。

    アラスカでも、ライフルもって釣りしていて、数の少ない種類の熊を撃ってるって問題になってました。

    世論的には、人より動物のほうを大切にしちゃうよね。

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  3. 警察の気持ちもわかるんですがポールで捕まえた犬うったらさすがにダメですよね。そういう考えの人が警察やってることが本当にこわいなーと思います。死んでしまってからでは遅いしお金にはかえれないけどこの判決で少し警察の意識がかわるといいですね。

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  4. 自分が怪我をしたくないってあるとおもいますが、世間は警官が怪我してでも犬を助けろっておもってますよね。

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