2015/08/07

うんPを拾い続けて

時々利用している広いドッグパーク。

普通のドッグパークを巨大化したかんじで、これといったアトラクションもありませんが、広々とした開放感があるので気に入っています。




犬や人もここではリラックスできるのか、ケンカやいざこざもなく、猟犬種の犬たちが楽しそうに走り回ったり、バーニーズの小走りも見れたりします。

普段ワンプロ道場を利用している人達も、ちょっと遠くても、こちらのドッグパークへ来るという人も多いようです。



そんなドッグパークですが、いつ行っても、ドッグパーク内を清掃をしているポインター連れの女性がいました。

文字どうり、草の根を分けて放置されているうんPを探して、拾っていました。

いつ行っても見かけるし、ボーイスカウトみたいな服装で、うんPを片付けるように注意された男性も「俺が片付けないから、あんたが仕事して稼げるんだろう」みたいなことを言っていたので、市から雇われている人なのかなぁと思っていました。

でも、先日、ドッグパークの入り口にポインターからのメッセージがはってありました。

「... 僕が死んでママとパパはとても悲しんでいるからもうドッグパークには来ません。僕が大好きだったドッグパークを綺麗に使ってね。」

あれ?個人のボランティアだったの?とちょっと驚いたんですが、自分の犬のうんPを拾うことがこんなに難しいことなのかと思うと複雑な気持ちと悲しさがこみ上げてきました。

今から思うと、最近、以前にまして細かいところも掃除していたなぁと思うので、犬が亡くなる前にうんPゼロを目標にしていたのかも。

うんP拾わない人達に、このメッセージが届くといいなぁ。

でも、この問題、どんな解決法があるんでしょう?

おっさんは、清掃する人がいたら頼っちゃうから、効果ないといいます。

あまりにも基本的なことなので、どう取組んでよいのか難しいところです。

犬のフンが環境問題を引き起こすという恐怖作戦も、袋に入れて放置するという人の行動を引き出しただけ。

ポイ捨てとおなじで、ゴミ箱への簡単なアクセスがない、うんPをもって歩きたくないというのが主な原因じゃないかと思います。

庭のフンを掃除するサービスもあるぐらいなので、フォビアレベルでうんPに関わりたくない人達もいると思います。

やっぱり、DNA鑑定かしら。

数年前、犬の散歩にも利用される公園で毒入りの肉がまかれたのも、犬のフンの放置への抗議だと思いました。自分の犬のフンが拾えないぐらい嫌なら、他人の犬のフンはめちゃくちゃ嫌な人がいるはず。

犬のフン問題は、社会が広く犬を受けいれられない理由の一つだと思うので、この問題はすべてのペット犬のQOLと強く関連していることに気づくべきだと思います。

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2 件のコメント:

  1. グッとくるメッセージですね...

    何ごとも、子供の頃からのしつけ、習慣じゃないでしょうかね。日本だと学校でも、教室は生徒が自分で掃除をするのが当たり前だけど、習慣が無いと、想像を超えた苦痛を感じるのかも。

    身近な人で、犬の散歩を友達からまかされたけど、ウ◯は拾いたくないから道に放置するというのを聞いて、その日から見る目変わっちゃった。

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  2. 私も、すごく苦痛なんだろうなぁって思います。
    エリザベス女王とかどうしてるんだろう?

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