リーシュプレッシャーをつかったオビディアンス
1:00 - チョーク法でオスワリを教えています。とてもジェントルな力をかけると説明されていますが、あくびをしたりかなりのストレスを示しています。
1:20 - フセにはリーシュプレッシャーを使っていないみたいですが、男性の右足が上がっている(リーシュを踏んでフセを教えた?)ので、それでコレクションが来ると思ってフセになっているように思います。フセになった後も落着きがありません。力を使ったり、ジャークする必要もありませんと説明していますが、、、。
オスワリもフセもコマンドには反応していません。(苦笑)
後ろにいる犬たちが大人しく待っているように見えますが、よくみると50センチぐらいの白い紐でつながれています。
パワーブリードは多少のプレッシャーに平気なタイプも多いと思うので、厳しいトレーニングをしても心が折れないかもしれませんが、こんなこと日常されてまだ反抗しないってとてもよい犬だなぁと思います。
こういう方法も効果があればよいという考えもあるかもしれませんが、デフォルトで行う必要はないように思います。特にパワーブリードはこいうトレーニングが必要という意見も多く、出来ない人はパワーブリードを飼わない方がよいとかいわれますが、逆に、力で封じないと安心できないなら、パワーブリードを飼うのはやめたらいいのではとも思います。
こちら、パワーブリードもフォースフリーでトレーニングできるというビデオ:
Training strong dominant breeds with a firm hand (ヨーロッパ)
こういう遊びさせられるってすごいなぁと思いました:
Pit bull Vs. Doberman (ブラジル)
こうしてみるとアメリカが遅れているようにみえますが、これはリーシュ法がどこまで適応されているかの差なのかなぁとおもいます。公園などで、オフリーシュにできる国や地域では、オフリーシュ時の信頼性をあげるトレーニングが重視されるだろうし、ニューヨークなどの都市部だとリーシュで安全に歩けるというトレーニングが必要になるので、社会が違うので、社会化の必要性も変わってくるのだと思います。
最近では、ビデオのようなトレーニング法は少なくなってきたと思いますが、食べ物を使うことに否定的で、褒め言葉でやっているというところはちょっと要注意です。褒め言葉だけって、ノーブルな感じがしてよい印象ですが、大概は、ジャーク+プレーズ法で、ジャークしているのを表立っていっていないか、褒め言葉じゃなくって、ジャークしているから言うこときいていることにトレーナー自身が気づいていないとかだと思います。
[フォースフリーのトレーニングでも食べ物を使わなくなっているところもあるので、食べ物なのか、褒め言葉なのかっていう点が争点でなく、不必要な力をつかっていないかどうかというところが問題なんだと思います。]
こういう方法も、犬がコレクションの回避を覚えれば問題なくなるかもしれませんが、軍隊や使役犬に使われていた方法を受けいれられるペット犬もそうそういないように思います。
私の意見としては、一般の飼い主が適応できて、犬を現代の人間の社会に適応させることが出来、犬たちのクオリティ・オブ・ライフを向上させる方法が理想だと思います。そのためにも、一つの方法でとどまらないで、ドンドンいろんな方法を取り入れたいと考えていますが、今でも時々ジャーク+プレーズ法の方がいいかとか、フォースフリーで本当にできるのかとか、まだまだ、疑問は沢山持っている状態です。
今は、フォースフリーではじめて、飼い主が出来るところまで頑張るしかないのかなぁ。そこから出てしまったら、また、考えようと思います。
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「一般の飼い主が適応できて、犬を現代の人間の社会に適応させることが出来、犬たちのクオリティ・オブ・ライフを向上させる方法が理想」←賛成!
返信削除パピィのころから、人と一緒に行動出来る環境があったら、しつけとかしなくても自然と社会化されて、いくと思うけど、今はいろいろ規制もあるし、そういう環境も難しいから、犬にも負担かかるだろうなぁって思います。
返信削除私も同意見ですね。犬に何を学習させるのか
返信削除どんな気持ちで学ばせるのか
それによって結果が変わってきますよね。
やっぱり、飼い主のことを恐れるトレーニングではなく
大好きでいっしょにいることがうれしいトレーニングが理想だと思います。
やっぱり犬と一緒に暮らしたいので、捕獲してるような関係は嫌だなぁと思います。
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