主役の犬は、ドーベルマン。
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wikiより |
ジョン・トラボルタの人気が低迷していた時期に作られた映画で、マイケル・ダグラスもプロデューサーだったにもかかわらず、ヒットしないどころか、知られていない映画としてもあげられていました。劇場公開なしでVHSになったという話もあります。
犬と子供を使ったからと言って、売れるとは限らないということですね。
(ネタばれちょっとあります。)
冒頭に「実話に基づく」とメッセージが出ていましたが、それを出しておかないと観客もついていけないほどストーリー設定がお笑いでした。
マフィア一族だった妻をなくしたルーザーな父親とその娘と闘犬で負けて捨てられた犬という設定も、どこまで実話通りなのか・・・
もしかしたら、「引っ越した先に犬がついてきた」というところだけじゃないかと。
闘犬シーンも2度出てきました。でも、反闘犬のメッセージはなかったように思います。
マフィアの義理の弟との取引で、娘と一緒に闘犬場に犬を連れていって、試合に出すってありえない・・・これも時代でしょうか。
リアルだったのは、生活苦と人がどん底な時に支えてくれる犬の存在ってところ。
最後にマフィアの義理の弟をやっつけることはできたものの、生活苦の解決は示されてませんでした。犬が側にいてくれたらすべて乗り切れるというメッセージなのかも。犬が愛と勇気の象徴として使われているようでした。
ジョン・トラボルタが低迷していた時期だったので、彼の仕事を作るための作品だったのかもと思いました。
何でもいいからドーベルマンの犬映画見たいという人にお奨めです。
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