トレーニングメモ
犬好きとはいえ、近所の強烈な無駄吠えをする犬に悩まされたことがあったので、犬の無駄吠えがトラウマになっています。
ラジオをかけたり、高い周波数の音使ったり、いろいろ工夫している人もいるようですね。でも、高い周波数の音は耳鳴りがして、気分が悪くなるからつかえない。
よその犬だし、勝手にえさ使ってトレーニングするわけにも行かないし・・・
今回問題なのは、賃貸でペット不可なのに犬を飼っているお隣さん、犬2匹飼いはじめて、昼も、夜も家の前で放し飼い状態で番犬させているようなんです。わたしのことを見慣れないのか警戒して近寄ってきてほえるので(ココには吠えないので、人にだけに吠えているみたいです。)、車の乗り降りも大変。他にも苦情があるので、家主さんにクレーム入れる予定です。
今日、たまたま、ココと一緒に庭に出たら、フェンス越しにワンワンすごかったので、CAT (Constructional Aggression Treatment)を試すよい機会だとおもって、ちょっと試してみました。
CATは、University of North Texasで開発されたものですが、犬が反応して吠えるほどのストレスをかけて行われるので(大爆発より低いレベル)、それに抵抗をかんじたのか、トレーナーたちの間でのうけがもうひとつよくなかったそうです。
BATと似たところもありますが、CATではトリガーのほうが動きます。(後に、BATもCATのアイディアを取り込んだそうです。)
[注意:フリーの犬と鉢合わせになったときの対応ではありません。フェンス越しなので急に噛まれることがないような状態で試しました。犬と接触する可能性のある状態だと危ないと思います。]
トリガーの人間が動くので、隣の犬に使えます。
この例は、犬が人に離れて欲しいと思っていることが前提です。
・犬が吠えている間は報酬を与えない。(人が消えない)
・犬がカーミングシグナルなど、よりポジティブな行動を見せたら報酬を与える。(人が消える)
本来なら、遠くから初めてだんだん距離を短くしていくそうですが、隣の犬にストレスかけて吠えるように仕向けたわけでもないので、吠え始めたところからはじめました。
吠えている間は動かないで、吠えやんだら後ろにさがる。また、吠え始めたら近づく、吠えやんだら離れる。というのを3回ほど繰り返したら、最後のほうはかなり勢いがなくなっていました。
そして、その後、ココと外出しようと家の前に出たときも、こっちに気づいた様子でしたが、隣の玄関の前で伏せたままで、吠えも動きもしませんでした!
成功か?単に慣れたのか?
よだれたらして吠えているような犬は無理でも、何でも意味なく吠えているタイプには利きやすいのかもとおもいました。まだ、若い犬だったし。
おんじの小屋前の通行人の人たちも、CATを取り入れた歩き方してくれたらココ警部も少しは学んでくれる思うんですが、「犬が吠えている間は動かないでください」ってサイン出しておこうかなぁ。
あはは〜クロコダイルダンディみたい!これで大人しくなったら、トレーニング代請求しても良いかも。おもしろいなあ、やってみたいけどキットに吠える犬しか、今の所いないなー。
返信削除今日2回目にあったら、遠くからちょっと吠えられただけで、同じように対応したらすぐにおさまってました。
返信削除まだ、吠えてるの聞こえるから、私にだけかもしれないけど、放し飼いの犬だから、こういう学習が早いのかもって思います。
キットと一緒のときだと、キットがかわいそうだから出来ないよね。だから、吠える犬は治らないんだよね。すごい悪循環。
この方法、吠えられる犬も必要ってこともあって、浸透しなかったのかなぁって思います。
すごいですね~他の犬の教育までされて!
返信削除でも、試す機会というのも早々ないからCocoさん楽しまれてました(^^)?
だから郵便や宅配業者はいつまでも敵のままなんですね。
ノルマのない社会作り?無理でしょうな~
そうそう、よい機会だと思いました。でも、夜ごみ捨てに行ったとき大きな音立てたので、また、吠えられました・・・夜のほうが警戒心強いのかなぁ。
返信削除郵便や宅配業者の人は、何回吠えても分からない凶悪犯罪者だと思っているらしいです。自分が吠えるのやめたら家族も皆殺しだって。説明が面白いって思いました。それはそれは大変なお仕事ですねって感じです。