やっぱりノーズワーク系のバックグランドのある著者なので、考えがおおらかな印象。
遊びの機能やどうして遊びが上手くいってないのかなど写真付きの実例と実例の分析が沢山あって、わかりやすく面白い内容でした。
遊ぼうと飼い主が意気込みすぎていて、犬が楽しんでいない例が、ココに似ていました。(汗)(意気込みすぎている私が原因ですが)
引っ張りっこなど危ない遊びはしない、飼い主が絶対勝つなど、犬と飼い主の遊びに関する昔からある考えも検証されていました。
おもちゃに興味がない犬については、半ページほどしかなく、やはりおもちゃ遊びそのものを楽しむようにするのは難しいようです。
犬同士の遊びのサインの項目でも、よくココがする行動の解説が出てました。ココってやっぱりコミュニケーション力は高い方だったんだと気づかされました。
ご褒美や罰についても、論理が犬のトレーニングにどのように適用されるかシンプルに説明されているので、論理とトレーニングへの応用をイメージするのに役立ちそうです。
罰をベースにしたトレーニングやよく行われているトレーニングの落とし穴についての解説や何をみて、どのように対応するのかなども具体的に説明されていて、しつけや問題解決のためのヒントにもなるなぁと思いました。
ストレスになるから、興奮しすぎるからと楽しい事も避けてしまうのではなく、危ない遊びも安全に犬と一緒に楽しめる飼い主像にも好感が持てました。
今までなんとなくわかっていたことを明確にわかりやすく説明してくれる本だなぁと思いました。
犬と一緒に遊びたい人にお奨めです!
良さそう。読んでみようかな!
返信削除「今までなんとなくわかっていたことを明確にわかりやすく説明」
思いがけず、ピンとくる本ってありますよね。わかってたと思ってたけど、と。
細かいところも読み終わったら、本貸し出ししますよ~。
返信削除暴れん坊やトレーニング嫌いで困っている人に特にお奨めです。