2014/12/16

DVD: Michele Pouliot - Step Up Your Training for Dog Sports

先日買ったDVD、やっと1本見終わりました。

Michele Pouliotはカリフォルニアの大きな盲導犬協会の偉い人で、盲導犬のトレーニングにクリッカートレーニングを取り入れたことで有名です。アメリカだけではなく、他国の盲導犬協会のトレーニング法の移行にも貢献しているそうです。趣味でやっているフリースタイルのインストラクターとしても有名です。

Mack the Knife - Dance Routine by Michele Pouliot

タイトルがドッグスポーツとなっていたので、アジリティにも役立つかなぁと期待しましたが、フリースタイルの話がほとんどでした。でも、これみたからといってフリースタイルが出来るようになるわけでもなく、フリースタイルへのぞむハンドラーの心得的な内容でした。

フリースタイルで一番おきなチャレンジは、リングでトリーツなしで、モチベーションを維持して80以上のコマンドをこなすことだと思います。リングへ向かう時、どうやってエネルギーのレベルを高く維持するかなど興味深い話もありました。でも、ミッシェルは盲導犬訓練のバックグランドのある人だからかブタの本の著者のいうところの「素直な犬」が基準になっているみたいで、強化子になるものが少ない犬の場合はどうするかっていうところには触れていませんでした。

[Youtubeで拍手が強化子になっている犬をみたことがあります。これだと、観客からの拍手がモチベーションになるので、トライアルという環境でも緊張しないで楽しめるかも。]

ON/OFFのスイッチを作って、リングでのパフォーマンスへのモチベーションを上げるというところで、セミナーに参加していたKathy Sdaoの話が一番面白い部分だったかもしれません。

アザラシのショウでは、芸は数日で訓練できるけど、後ろでリラックスして休憩しながら自分の出番をまつアザラシのトレーニングのほうが難しいという話でした。そして、リラックスして落着いている状態になってからトレーニングを始めることの大切さを強調していました。そうすることで、トレーニング自体がご褒美になります。(トレーニングは楽しいものっていうのが前提だと思います。)

そわそわしているのをみるとなんかしなきゃって余計にゲームをたくさん提供しがちなので、これは、日々のトレーニングでも意識するようになりました。

セミナーの参加者たちは、お互いのハンドリングをチェックしたり、一番最後の行動を強く強化して、犬自身がその行動が出てくるのを楽しみにさせるなどの練習をしていました。

今回は軽く流してみただけなので、ちょっと長いけど、もう一回見返してみたいと思います。

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2 件のコメント:

  1. 「素直な犬」かー。本を読んでないのでどういった意味の素直かわからないけど、時々思うことがあります。うちは非常に複雑な性格で、私だけじゃなくて、プロのトレーナーでも本意を読めず、このコマンドをしないのは、どこか怪我していて痛いからじゃないの?と思われたことも...しかし、「犬を飼いたい」から今では欲が出て、「犬と踊りたい」になってきちゃって、私一体、どこへ?って感じです。キットも「聞いてないよ〜!」と思ってるかな!CocoBさん、こういうの勉強するうちに、ご自分がトレーナーになれるのでは?

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  2. 素直な犬ってあまり好意的に書いてなかったけど、人間からのフィードバックが必要な犬だと思います。

    ミッシェルは私の犬は私の事ファビラスっておもってるって。そういう人と一緒にパフォーマンスすることが喜びって思える犬ってやっぱり元々の素質かなぁって思いました。キットはママのことファビラスって思ってるからきっとダンス楽しいと思うよ!

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