2014/01/20

Noと言わない飼い主とNoと言える犬

クリッカートレーニング:素人の意見」を書いて半年以上たちました。その間に私もいろいろ勉強したし、ココも成長してきたので、ちょっとメモしておきたいと思います。

ココのトレーニング法はいろいろ右往左往して、Noも使わない超陽性強化に落着きました。

理由は、散歩中のガウガウなどやシャイな犬のトレーニングを自分で行えるだけの情報がきちんとまとめられていたのが、超陽性強化系のトレーニング法だったからです。

この方法の利点は、人間が自分の感情をコントロールして、どうすればよい結果が出せるのか常に考えるというところだと思います。(オタク向けだと思いました。笑) Noも使わないというと甘いイメージがあるとおもいますが、ここに精神的な甘さはないと思います。信念のようなものを犬も理解する、理解する犬であってほしいという思いもあります。

  • 習得までに時間がかかることが犬に負担にならないのか。

  • 犬の方も何が求められているがわからなくって、困惑している。


クリッカートレーニングをはじめたころ懸念していたことですが、これは学習がすすむにつれて、お互い要領をつかんでききて、トレーニングが楽しいアクティビティになり、新しいことも習得が早くなったと思います。

「偶然で1度、DownからSitにもなったのでいつか、コマンドだけで出来る日が来るのか。」というのも、2分から5分のトレーニングを時々やっているだけで、オビドリルで練習できるぐらい出来るようになりました!オフリーシュの信頼性もあがったと思います。

はじめの記事でタイミングの大切さについて難しいと書いていましたが、他にもはじめから知っておけばよかったと思ったことをまとめておきます。

  • 「オペラント条件づけ」について理解する。意図しないで、罰をくわえていたり、望まない行動を強化していたりするのを防ぐのに役立つと思います。問題の原因を考えるのにも役立つと思います。(子供の教育法などで説明されたものを読んで、理解が深まったと思いましたが、それを犬の訓練法に戻すとすぐに混乱してしまいます。なかなか難しいです。)

  • 食べ物に集中しすぎないようにトレーニングする。

  • トレーニングで興奮しているときの対応を考えておく。

  • ご褒美をあたえるタイミングと頻度について理解する。

  • 思い通りに行かないときは、100%人間の責任とし、対策を考える。


食べ物を使ったトレーニングで効果がなかなかあがらないのは、ご褒美が毎回出てきて、食べ物に集中しすぎというパターンが出来てしまったというのがあると思います。たぶんこれで、トリーツジャンキーになったりするのかなぁと思います。食べ物を使ったレッスンをやっているところでも、この点にふれて注意してくれるインストラクターも少ないと思うので、個々で気をつけたほうがいいと思います。(ココの行ったレッスンでも質問している人いたけど、レッスン中の簡単な説明で理解できるものでもなかったです。)

Noを使わないことに関してですが、犬はNo使うんですよ。私に対して「No」と意思表示していないことは、嫌々じゃないんだなぁとわかるのでこれはこれでよしとしています。Noを使わなくっても、トレーニングを続けることで学習が早くなり、望まないこともすぐやめるっていうのにつながっているのかなぁと思います。

Noと言わない飼い主とNoと言える犬っていう関係も中々よいものだと思います。

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