2018/02/05

動物と暮らすこととは

フランスのJean François Pignonという馬使いの人のビデオが美しかったので紹介したいと思います。

フランス語からの英語字幕をちょっと訳してみました。

父がガゼルを家に連れ帰ってきた時のことを今でも覚えています。
私はその瞬間からガゼルに夢中になりました。
彼女はごく普通の馬でした。しかし、彼女との出会いが私の人生を変えました。
私が受け取った贈り物ので最高の贈り物でした。

彼女は私に喜びを与えてくれ、馬を理解する助けをしてくれました。
彼女と一緒にいる時は、私は完全に沈黙な人間が使わない感覚の世界に入ることができました。
私が何か考え事をしている時、彼女は私の考えていることを読めると確信していました。
それは惑わしもない、とても繊細で、シンプルな世界でした。
自分のありのままを受け入れてくれる存在は、若い私にとってとても良い影響となりました。

ガゼルも余生をおくる日々となり、ある日静かに横たわっているガゼルをみつけました。
その時、私は絶望的にはなりませんでした。
なぜなら、この老馬は完ぺきな人生を歩んだからです。去る時も完ぺきでした。
苦しみもなく、夜静かに旅立ちました。
私には、ソウルメイトが寝ているようでした。そして、私が立ち直りやすくしてくれました。
私は、彼女の娘とほかの馬たちとの日々に戻りました。

ガゼルと私の関係は特別なものです。しかし、すべての馬との関係も特別です。
人と同じで各々違い、平等に愛していても、愛し方が異なります。
私の子供たちへの思いと同じでしょう。

人間は知能に優れているというかもしれませんが、うそをつくこともできます。
でも、馬にうそをつくことはできません。馬はそのようなことに繊細過ぎる存在なのです。
馬とのコミュニケーションをとるためには、穏やかで、誠実でなければいけません。
そして、緊張から完全に解放されていなければいけません。
そのような状態になれた時、とても繊細なレベルでのコミュニケーションが可能になります。

馬は驚くべき力をもっています。
私にとっては、彼らがこの地で一番神聖な生き物です。



ガゼルがなくなったとき絶望的にならなかったというところに、関係の深さを感じました。

シーザーとダンバー博士が、それぞれ表現はちがったけど、「犬は自然界の門番」的な表現をしていたことがりました。

自然界から分離してしまった人間同士では使わない感覚を犬や馬にはそれを呼び戻してくれる力あるんじゃないかと思います。

犬と暮らし、いつか自然界の扉を開けてもらえる存在になりたいと思います。

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2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    素敵なビデオですね。
    訳もありがとうございます。
    私も、ウメリはいつかいく。常に覚悟をもって日々すごそうと思っていました。
    でも、絶望的にならなかった。というのを聞いて、自分もそうありたいと思いました。また、自分のアジリティの時の考え、行動も反省しました。練習の時はどこか、適当で。そのくせ、競技会の時はどうしてもクリーンランしたい。と緊張と欲だけでした。
    動物はとても繊細だけど、シンプル。
    心してウメリに接したいと思います。

    素敵な訳をありがとうございました。

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  2. わたしも絶望的にならなかったというところで、そう思えるようココにもよい犬生をおくってもらいとおもいました。

    ココとアジリティをしていた時は、いつも狩りのイメージを使ってました。
    一体感を感じられた時は別の世界にいけたような気持ちになれました。
    やっぱり競技会の時は、目の前のタスクをこなすのに必死になっていたと思います。

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