2018/02/22

ケージ論争になるか!

Think Like A Horse、Think Like A Copという人気のyoutubeチャンネルを持つユーチューバーが新しくThink Like A Dogというチャンネルをはじめました。

馬もポリスのチャンネルも空間の使い方や人や馬の動きの解説の辛口批評が面白くって、犬のチャンネルも始めてくれないかなぁとずっと思っていました。

犬のチャンネルをはじめてほしいというリクエストがよく来るので、テスト的にチャンネルをはじめることにしたそうです。

いまは犬を飼っていないそうなんですが、軍用犬のハンドラーだったので、犬の経験も豊富みたいです。

期待の第一本目のビデオは「ケージトレーニング」についてです。(犬の居場所として使用するのではなく、ドアを閉めて閉じ込めることについてです。)

第一回目にこのトピックって、彼もチャレンジャーですね。

どんな動物でもオリにいれて飼うのは反対。犬がクレート大好きとか自分の信じたいことをしんじているだけじゃないか、人間にとって便利なだけという趣旨の意見です。



なぜかここ数年で急にクレートトレーニングがポピュラーになって、問題行動の対応にも、なんでもかんでもクレートが使われるようになってきて、どうしたんだろうと思っていたところでした。

おそらく、トレーニングの技術が高まってより安全にクレートが使えるようになったとか、クレート使用を認めないと犬をアダプトできないととかで動物愛護団体も半分認めているとか(反対しているのはちょっと危ない団体ぐらいです。)かなぁと思います。

動物愛護団体のサイトをみると、トイレを我慢できる時間内だとOK的な考えのようです。生理的なことを我慢させるのは虐待ということだと思います。心的なダメージが証明しずらいのでしょうね。

うちはおっさんがクレート嫌いなので、使ってませんでした。

クレートで待機させることを教えるのは特に問題はないとおもうのですが、クレートで留守番して、クレートで夜も寝るという状態はどんなに慣らしてもよくないんじゃないかなぁと思います。

まぁ、ほとんど寝てるから平気と言ってしまえばそうかもしれないけど、犬生の半分以上がクレートの中で、飼い主が犬をかまいたい時だけだすって、個人的には抵抗を感じます。

実はオンライン教室のグループでもかなり過熱したんですよね。北欧とかケージで犬を閉じ込めるのが違法の国の生徒さんたち、アメリカ人の考えについていけないようで、カルチャーショックだったみたいです。「クレートに閉じ込めなくってもよいように飼い主力を上げる努力が必要だ。」って、ごもっともだけど、犬オタクだけが犬を飼っている国と誰でも犬を飼っている国の差は大きいと思いました。

ちなみに、北欧の人たちは、いたずらとかでケージに入れないと危ない場合は、家具や飼い主がサークルの中に入って犬が自由に動けるようにしているそうです。

私は、アメリカ人のトレーナーがマジで犬が洞穴動物でクレートが大好き(Love)って言い切ったのにはドン引きしてしまいました。

クレートの外が騒がしかったり、居心地が悪い場合は、クレート内にいたほうがストレスが低いというリサーチもあったように思います。でも、それはそれで問題かなぁて思います。

ケージに頼りすぎている飼育は、健康な犬との関係を築く妨げになると思うので、すくなくともこれ標準だとか、正しい方法と勘違いしないほうが安全かなぁと思います。

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