2020/05/31

リード無し注意して逆ギレされる事件


アフリカ系男性が連行中、警察官に首を抑えられて死亡するという事件を発端に、各地でデモ活動が広がっているアメリカですが、ニューヨークのセントラルパークで犬のリード無しを注意して逆ギレされるという事件も起こっていました。





不謹慎ですが、犬がらみなので、どうしてもそちらの方に注目してしまいます。





ネットで広まったビデオはリード無しを注意した男性が撮影したものです。





バードウォッチングをしていた男性が、リードが義務付けられているエリアで犬が公園を荒らしていたので、女性にリードをするように注意します。すぐにリードを付けなかったので「男性が持っていた犬のおやつ」で犬を誘導しようとしたので、女性が興奮し始めたので撮影を始めたようです。





ここで誰も突っ込まないけど、男性が常に犬のおやつもっているってすごいわー。男の人っておやつ持って歩くの照れ臭い人多いのに、彼は典型的なタイプではなさそうです。





二人っきりの状態で男性に注意されて、犬のおやつ出されたら、「怖かった」という女性の気持ちもわからないでもないけど、メディアの解説などでは彼女が怖かったっていうのは認められてなさそうな印象でした。





男性のインタビューでは、犬をリード無しにできるエリアに行くように言うと、あっちは危険だしこのエリアのほうがよいような会話があったようなので、犯罪などの危険を常に感じながら生活していて安全確認の機能が敏感になっていたと思われます。そして、男性が犬にリードしないとビデオ撮影するとプレッシャーかけたことがトリガーになって事態がエスカレートしていったようです。





ビデオがなかったら自分に不利な展開になった可能性が高いので、男性側も撮影していていて正解だったと思います。その時の会話は男性はとても落ち着いた口調でした。





男性が撮影している時、女性がパニックになっているのは、後で自分に有利になるようにパニックを装っているって、メディアの白人の女性数人が同じようなコメントしていました。(自分もそうするから?)





そして、女性が興奮して男性と話している時、犬を宙づりにしたり、ハンドリングが酷かったので(これも演技の一部?)、犬も保護団体によって保護されたそうです。





彼女が警察に通報するって言ったことが人種差別で彼女が仕事を失うまでの事件になったのかという点が分かりづらいですが、黒人男性が白人女性に危害をくわえようとしているという構図を利用して、警察に男性を殺させるぞという脅しにあたるという解釈のようです。





男性の意見では、バードウォッチャーVS犬飼いの争いを人種差別という暗い場所に持っていかれたことがショックみたいでした。バードウォッチャーVS犬飼いの枠内だったらいくらでもケンカできたということで、人種を気にしてお互い文句も言えない状態を望んでいるわけではなさそうでした。





この男性、ハーバード大学卒のサイエンス系のコミックライターのバードウォッチャーなんだそうです。それでも間違いで警察に殺される可能性があると思われているとおもうと、アメリカ社会まだまだ難しいですね。


4 件のコメント:

  1. こういうことがよくあるから、トリーツ持ってたのかも? 

    昨日キットと公園歩いてたら、前から電話しながらオフリーシュの犬と歩いてくる人が。案の定犬はダッシュしてきて、キットは嫌がって私の後ろに隠れてるのに飼い主は電話にでたまま。「リコールしてくれる!?」と叫ぶと、犬を促し去っていきました。キレてアジア人が!って通報されずよかった。
    リーシュつけてじゃなく、リコールしてと言うと、大抵できないので恥ずかしそうに去っていきます。

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  2. トリーツ持ち歩いている理由知りたかったです。苦笑

    call your dogを自分の犬のリコールキューにつかうアイディアも聞いたことあったけど、ちょっと恥ずかしいかなぁとおもって試せませんでした。

    キットママ強い~。

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  3. こんにちは、お久ぶりです。
    わたしもこの事件に注目してしまいました、なぜならわたしもバードウォッチャーだから。あはは。
    と同時に同じような経験もあるので、ビックリしました。さすがに警察には通報されなかったですが。
    ハチの散歩中、オフリーシュの犬と遭遇するのは、日常茶飯事だったので
    何度か叫んでリーシュをつけてもらうように頼んだことがあります。
    ハチは、向かってくる犬に対して威嚇し喧嘩しようとします(怖がり犬なので)。
    こちらの犬は人懐こいのが多いですが、ハチがそうゆう態度になるとあっちも
    攻撃態勢になるので、一度ハチは噛まれたことがあります。リーシュでつながれている方は
    逃げられないから、弱い態勢になり、よけい威嚇します。飼い主は、自分の犬は絶対噛まないと
    自負している所もあるので、なかなかリーシュをつけてもらえなくてわたしの方が「頭おかしいアジア人」と
    思われる事もありました。だからいつもペッパースプレーを持っていましたよ。
    この黒人の方は、もしかしたら犬が苦手だったのかもしれませんね。
    郵便配達の一部の人は、いつも犬のおやつを持っているそうですよ。
    この事件は、犬飼い主と人種差別が混ざったなんとも嫌な事件でしたね。
    コロナウイルスといい、人差別事件といい、早く平和な日常が戻って来てほしいですね。
    ご健康にお気をつけてー。

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  4. お久しぶりです。
    バードウォッチャーにとっては犬が保護地区で公園荒らしているのは我慢できなかったんでしょうね。

    挨拶させないと自分の犬がメンタルになるから犬の好きにさせる人もいますよね。犬は飼い主ひっぱってゼイゼイ首絞めて必死なのに、こっちに「アグレッシブじゃないか?」って聞いてくるって「なんで?」って思うことがあります。

    近所のレストランもコロナ消え去ったかのように人が戻っているし、みんな忘れるの早すぎるとは思うけど、夏は楽しみたいですよね。
    ハチママさんもお体に気を付けて、これからの季節バードウォッチングも楽しんでください。

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